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Clinical Psychology

多様な観点から臨床実践と研究に触れる
【研究課題】
■ 不登校、自閉症、脳性まひなどへの臨床動作法や統合失調症の他者認知の研究
■ 心理療法における宗教性、心身相関、自己愛の傷つき、イメージの変容に関する研究
■ 社会的場面における不安や恐怖への認知行動療法と実証的研究
■ 心理療法、生涯発達における語り(ナラティヴ)と記憶想起の機能の研究
■ 非行・犯罪の心理学と行動変化のための働きかけに関する研究
■ 生涯発達の段階、病態水準、心理療法の行われる場の違いによる心理療法のプロセスおよび治癒因子の研究

 臨床心理学研究分野では、さまざまな心理的問題の発生過程と克服過程についてあるいはその本質や関連領域との接点について多様な観点から実践的研究を進めている。大学院生も各自の関心を活かし、非常に幅広い領域で研究を進めている。
 井村は、主として臨床動作法を用い、障害を持つ子どもたちの心身の活性化や、コミュニケーションスキルの発達促進的援助などを実践している。また統合失調症における他者信念の理解や対人感情認知の実験的研究も行っている。
 老松は、ユング心理学と精神医学の立場から臨床と研究をしており、心理療法における宗教性やスピリチュアリティ、心と身体の関係、自己愛の傷つきと癒し、イメージを介した治療のプロセス、アク ティヴ・イマジネーションという技法の洗練などをテーマとする。
 野村は、語り(ナラティヴ)の観点から、心理療法の諸理論に通底する有効要因やプロセスを研究している。また、日常的な語りや記憶想起が生涯発達に果たす機能にも関心をもち、高齢者の口述生活史を研究している。
 佐々木は、学生相談所や精神科において青年期のクライアントを対象に臨床実践を行ってきた。社会的場面でも生じる認知や感情に特に関心があり、自我漏洩感をはじめとした様々な臨床心理学的テーマに関して、基礎心理学の理論や方法論を援用しながら実証研究を進めている。
 藤岡は、攻撃行動や反社会的行動が主たる問題となる人々を対象に、そのアセスメントとトリート メントを実践している。特に、包括システムによるロールシャッハテスト、性暴力加害者の加害行動変化のための個別およびグループ療法、被害者と加害者の直接対話が専門である。
 石金は、学生相談を主として、精神科やカウンセリング専門機関での臨床実践を行っている。対象者や臨床の場の特性により、治療者がいかにプロセスに参与するのか、または治療因子となりうるのか、臨床経験をもとにして研究課題として探究している。

 また、当分野は(財)日本臨床心理士資格認定協会から第1種指定大学院として指定されており、本分野で大学院の博士前期課程を修了し、所定の単位を取得すれば、臨床心理士の受験資格が得られる。

[心理教育相談室]
 当分野の人間科学研究科附属「心理教育相談室」は、一般市民を対象にカウンセリングやプレイセラピーなどの臨床実践を行っており、大学院生は当相談室でケースを担当し、心理療法や心理アセス メントの技能についての訓練を受ける。

    教員

    Professor:
    OIMATSU Katsuhiro
    Professor:
    IMURA Osamu
    Professor (S/A):
    FUJIOKA Junko
    Associate Professor:
    SASAKI Jun
    Associate Professor:
    NOMURA Haruo
    Associate Professor [S/A]:
    ISHIKANE Naomi
    Associate Professor [S/A]:
    HIRAI Kei
    Assistant Professor [S/A]:
    TAKENAKA Nanae
    Assistant Professor: