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Area Studies (PROGRAM FOR STUDENTS ENROLLING IN OR BEFORE 2015 SCHOOL YEAR)

グローバルな視点とローカルな知を融合する地域研究

 急速に進む経済や情報のグローバル化、世界規模での人々の移動と交流は、 人間と空間との関係を重層的で複雑なものとしている。本講座ではこのような 状況に対応すべく、地域の固有性を探求する従来型の地域研究を基礎としながらも、複雑化する世界の諸領域についての学際的で複眼的な、新たなる地域研 究をめざす。そこでは地域の言語を駆使し、地域の知を理解すること、新たな地域区分の発見による固有の地域研究の構築が求められよう。
 本講座は、平面的かつ固定的な地域区分にはよらずに、

  1. 地域の動態に関する研究分野:動態地域論
  2. 空間からの人の離脱や回帰に関する研究分野:超域地域論
  3. 地域内および地域間の構造・権力・秩序に関する研究分野:地域秩序論
  4. 人と空間との関わりあいのなかでの知識に関する研究分野:地域知識論

を設定する。
 これらの研究分野を探求する上で、本講座では研究対象地域との相互関係を重視し、対話のチャンネルを確保しながら教育研究をデザインする。地域固有の特性を深く理解し、地域の視点に根差しながら地球規模で思考する人、つまりスペシャリストでありゼネラリストである人、こうした人材を育成することが本講座の教育目標である。
 グローバルな課題に直面している国や地域においては、その固有の文化や社会経済構造に目を向ける必要がある一方で、複数のディシプリンの境界に目が 向けられ、新たな知識体系を生み出すための学際的なアプローチが必要となってくる。さらにアカデミズムの領域にとどまらず、理念の実現に向けたあらゆる社会諸勢力との協働といった実践的活動も重要な課題となってくる。本講座では、こうしたフィールドとアカデミックな理論の有機的統合という理念のもとに、さまざまな研究の機会を提供していく。