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Studies on Transnationality and Deterritorization (PROGRAM FOR STUDENTS ENROLLING IN OR BEFORE 2015 SCHOOL YEAR)

接触面から
【研究課題】
■ 文化の変容と創造、人口移動、ハイブリディティ、トランスナショナリティ
 
 文化が生み出される場所とはどういった場所なのであろうか。超域地域論は、この問いに対する答えを、主として東アジア、東南アジアにおいて、文化が接触するように見える個々の局面に働く社会的力学の解明を通して探求します。こうした力学には、ある地域からの人の移動を生み出す力や人を 土地に結びつける力、ある地域に一体性をもたらす力、逆に、それを解体し、変化させる力などが含 まれます。これらの諸力が最も顕著に現れる局面として、人の移動と定着、とりわけ東アジアや東南 アジアにおける中国系移民の人口移動は、超域地域論の主要な関心領域ということになります。加えて、文化が接触する局面での身体的、社会的、政治的な変化も、超域地域論の視点から議論することのできる研究対象になります。
 超域地域論における研究手法は、地域や事例の個性を重視する地域研究のアプローチにしたがい、 主にフィールドワークが中心になります。超域地域論であつかう研究課題には、つぎのようなものが あります。

  1. 人の移動や接触の量的、質的変化が生ずる局面において、クレオールの身体、衣服、 都市などを題材として、人と土地との間の社会的力学を解読する。
  2. 近代国民国家、および東アジア的近代の歴史的発展過程を地域の個別性に配慮して解明する。
  3. 異なる文化システムが接触する局面でどのように文化の革新や創造が見られるかを明らかにする。