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Area Studies on Knowledge (PROGRAM FOR STUDENTS ENROLLING IN OR BEFORE 2015 SCHOOL YEAR)

ローカルな知から人間を考える
【研究課題】
■ 北アジアの民族学に関する研究、東南アジア諸民族の歴史人類学
■ 東南アジアにおける上演芸術研究(音楽・舞踊・物語・ジェンダー)
■ ベトナムにおけるフード・セキュリティ/セーフティ、植物利用、記憶
■ 文字からみるアラブ世界-文化・歴史の複合的研究

 地域知識論は、人と地理的空間との関わり合いの中に生ずる知識のあり方について考える学問分野である。ここであつかう知識は、学校などの教育機関で想定されるような体系化されたものには限定 されない。たとえば、自然との共存のしかた、神あるいは目に見えない存在との関係のとり方、民間医療の技法、工芸や上演芸術の技芸の伝承、社会における人間関係のとり方や適切な行動様式の体得、言葉の意味や文字の習熟など、様々なものを含んでいる。これらの知識は、地域によって独自のやり方で培われ、伝えられてきた。
 地域知識論は、こうした豊かな知のあり方を研究対象としている。この研究分野では、物質文化、文学、芸術、芸能、言語、遊び、儀礼と世界観、文化政策などのテーマを設定して、それぞれの研究スタッフが調査している地域における事例を検討する。
 そして対象社会における知識のあり方の独自性を理解し、われわれの社会における知識との共有の可能性についても考えていきたい。授業の中では、フィールドワークの方法論、研究テーマに関連する学問分野の理論的研究、対象地域の言語習得をはじめとする地域研究ゼネラリストとしてのスキルの習得などに取り組むことを重視する。