Comparative and Developmental Psychology

心のしくみの発達と起源を探る

【研究課題】
■ 乳幼児期・児童期の発達心理学的研究
■ 母子関係・仲間関係・コミュニケーションの発達と障がい(自閉症など)

 人間の行動を真に理解するためには、胎生期から大人に至る行動発達のプロセス(個体発生)だけでなく、原生動物から人間に至る行動進化のプロセス(系統発生)を視野に入れる必要があります。比較発達心理学研究分野は、発達心理学や比較行動学にその方法論を求め、人間の心理、行動および身体、またそれらの相互関連性を追求する分野です。研究対象は、人間の乳幼児期から児童期にまでわたっています。
 研究テーマとしては、母子のアタッチメントとこどもの発達、遊び・ケンカ・思いやりと仲間関係、共同注意や心の理論、非言語的・言語的コミュニケーションの発達、自閉症や注意欠陥多動性障がいといった発達障がいの心理、などがあります。
 研究フィールドは、認定こども園、母子医療センター、児童発達支援センター、などであり、時には家庭を訪問して、乳幼児の行動観察を行います。研究室のプレイルームでは、定型発達児の行動観察、自閉症児の個別療育や発達相談を実施し、よりよい発達支援法の開発や介入効果の検証を行っています。このように当分野は、研究対象が広範多岐にわたり、幅広い興味関心を持った教員、学生が集まっています。毎週定期的に開かれるゼミ・研究会では、論文執筆や学会発表に備えて、活発なディスカッションが行われています。

Faculty

Professor
KANAZAWA Tadahiro
Assistant Professor
UENO Masataka