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人間開発学講座【平成27年度までに入学した学生対象プログラム】

グローバルな視点とローカルな知を融合する研究と実践

 現代世界はグローバル化の進展により、政治構造、経済格差、社会生活などの面で大きな変革期の渦中にある。また、貧困の深刻化、紛争の頻発、人口・ 食糧問題、資源・環境問題、教育機会の欠如、感染症の拡大など地球規模での種々の課題が山積し、人びとの平和で安心できる生活を確保することが、きわめて困難な時代を迎えている。このような世界情勢において、一人ひとりの人間が輝きを保ちながら生活し、自らの生きる社会を創造的に築き上げていけるかど うかという課題への取り組みが、強く求められるようになってきた。
 人間開発学講座は、人間の生活基盤の保障を追求するために、生活改善、教育、 保健医療、環境、紛争と人間の安全保障、飢餓、ジェンダーなど人間開発学の視点に立脚し、国内・国外で活躍する人材の育成と社会実践に資する研究の推進をその使命としている。また、こうした諸問題を対象として、国際機関、政府開発援助(ODA)機関、海外・国内の政府・大学・研究機関、国内・国外のNPO・NGO、ボランティア団体などと幅広い連携を保ちつつ、学際的なアプローチを通じて教育・研究を行っている。このように本講座では、フィー ルドにおける実践とアカデミックな学際的理論を有機的に結合し、人びとの暮らしに直結した生き生きとした学問の創造を目指すことをその理念として掲げ ている。
 人間開発学講座は、「国際協力学」、「紛争復興開発論」、「国際社会開発論」、「多文化共生社会論」、「人間環境論」の5つの研究分野から構成されており、多文化社会としての日本の現状も視野に入れつつ、地球規模の諸問題に対する基礎的研究ならびに問題解決を目指した実践的研究を連動して行っている。またこれら研究分野および同専攻内の地域研究講座と相互の緊密な連携を図るとともに、学内における多元的な学問分野との共同による横断的・学際的アプローチも積極的に推進している。
 本講座の教員は、国内・国外における多様な研究フィールドを持ち、実践的研究を含む活発な研究成果の蓄積を有している。また、教育面においてもフィールドワークを積極的に取り込み、学生・院生も様々なフィールドでの調査研究を遂行している。さらに本講座として、学外および国際的な種々の支援活動にも携わっている。