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認知脳心理学・環境心理学【平成27年度までに入学した学生対象プログラム】

人間のワーキングメモリ
【研究課題】
■ ワーキングメモリとその脳内機構についての認知心理学的研究「心と脳の科学」

 人間の認知過程に注目して、認知心理学、認知科学、脳科学の研究アプローチから解明することを、教育・研究の目標としている。特に、人間の認知の基礎をなす記憶システムであるワーキングメモリ(working memory)について検討している。
 ワーキングメモリは目標を達成するために情報を短期的に活性化して行動をみちびく機能を持ち、私たちの行動を最適に制御する高次認知脳の基礎をささえている。なかでも、中央実行系(Central Executive)は注意の制御系であり、行動をみちびく統御システムである。本研究分野では、中央実行系の評価テストであるリーディングスパンテスト(reading span test:RST)を用いて、個人差の問題を捉えている。

認知脳心理学のホームページ… http://osaka.hus.osaka-u.ac.jp/

  環境をデザインする
【研究課題】
■ 人間行動に及ぼす環境要因についての心理学的研究及びそれに基づく環境デザイン

  環境とは、人間の周囲にあって意識や行動の面でそれらと相互作用を及ぼしあうものと定義されます。ここでいう「環境」には、自然環境や物理的な環境に加 え、社会的、文化的な環境なども含まれています。人間活動によってさまざまな環境要素に変化が生じると、そこに生活する私たちにも影響が及びます。そこ で、人間側の立場に重点を置いた心理学的観点から、さまざまな環境の評価や環境の変化に応じた人間の行動特性に関する研究を行っています。例えば、感覚公 害としての騒音の評価に関する研究、物の購入から消費・廃棄に至る過程での意識と行動の関係、生活環境の印象評価における視覚・聴覚の相互作用に関する研 究などがあります。そのアプローチとして、現実の環境に近似した実験室空間において、環境条件を精密に制御した実験を行っています。さらに、必要に応じて 社会調査などを実施し、実際の現場での反応との比較検討も行っています。以上のような研究を重ね、将来的には、得られた知見が環境問題の解決の一助となる ことを目標としています。

環境心理学のホームページ… http://eco.hus.osaka-u.ac.jp/
教員: