NTN株式会社(https://www.ntn.co.jp/japan/index.html 以下NTN社)は、ベアリングやドライブシャフトなどの研究・開発、生産、販売を行う精密機器メーカです。高い品質と信頼性で機械をなめらかに回転させるNTN社の製品は、自動車や建設機械、風力発電、航空・宇宙、鉄道車両をはじめとする、あらゆる産業に用いられ、世界各地の人々の暮らしを支えています。

NTN社とは、「ITを用いた防災・見守り・観光に関する仕組みづくりの共同研究」(代表:稲場圭信)で2017年度に大阪大学と契約を締結しています。2017年9月11日には、大阪大学吹田キャンパスに独立電源通信網実験機「みまもりロボくんⅢ」を3機提供頂き、実験を進めています。また、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(SSI)の基幹プロジェクト「地域資源とITによる減災・見守りシステムの構築」(代表:稲場圭信)でも2018年1月1日から共同研究を行っています。

今回のOOS提携では、「みまもりロボくん」及び未来共生災害救援マップを使った防災・減災活動、社会インフラ・技術展示などを共催し、教育・研究活動の機会を提供していきます。今回のNTN株式会社との連携協定は10件目の締結となります(OOS第10号)。

 

*未来共生災害救援マップ(略称:災救マップ)
 寺院、神社、教会などの宗教施設約20万件、学校や公民館などの指定避難所を合わせて約30万施設をマップにしたもので、インターネット上で無料公開している。災救マップ・アプリは、iPhoneおよびAndroidのユーザーが被災状況を発信できる双方向システムを備えている。大阪大学の知的財産。
 ◆スマホアプリのダウンロード
   (iPhone版) App Storeで、「災救マップ」を検索してダウンロード。
   (Android版)Google playで、「未来共生災害救援マップ」を検索してダウンロード。
 使用方法の詳細は以下。http://www.respect.osaka-u.ac.jp/map/

*みまもりロボくん
 一般社団法人全国自治会活動支援ネット(OOS第1号)の発明品で、地域の安全・安心の要として常時/非常時の見守りカメラの機能をもつWiFiステーション。停電時にも太陽光・風力発電(NTN社製)で機能する。

人間科学研究科附属「未来共創センター」は、人々が支え合い、共生できる「場」を創出することを目指す様々なプロジェクトに取り組んでいます。その「共創」の仕組みを「大阪大学オムニサイト(OOS)」と名付け、2017年5月に始動させました。これまでの「大阪大学オムニサイト」の連携組織についてはhttps://www.hus.osaka-u.ac.jp../../about/をご参照ください。

SDGsカテゴリー
  • 7エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11住み続けられるまちづくりを
  • 12つくる責任つかう責任
  • 13気候変動に具体的な対策を
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