社会心理学

社会的動物としての「人間」を理解する

【研究課題】
■対人関係、社会的行動、集団過程などに関する実証的研究

 人間の心理や行動が、社会(その場の状況や他の人々)とのかかわりの中で受ける影響に注目する。実証的アプローチによってその法則性を見いだし、社会的問題の解決に貢献することを目指している。大学院教育にあたっては、学生本人の研究関心を最大限活かすことを考慮しつつ、的確な視点から社会現象を読み解き、誠実な態度で研究を遂行できる人物を育成できるよう心がけている。
 三浦教授は、コミュニケーションやインタラクションが新しい「何か」を生み出すメカニズムを解明することに関心を持ち、そのアウトプットとしての意思決定や創造性、ないしはそのプロセスにおける感情表出や対人ネットワークなどのあり方、特に現在はインターネットを介したオンライン場面に注目した検討を行っている。
 綿村准教授は、正義や規範に対する意識に関して、刑事裁判における量刑判断や攻撃行動の正当化といった切り口から、我々人間に「正しい」という感覚が生まれるのはなぜなのかという問いについて実証的な検討を行っている。
 寺口助教は、相手を傷つける行為が称賛される場合がある(例:ヒーロー)ことに着目し、言語表現や被害者の違いによって攻撃行動に対する第三者の反応が異なるのかを検討しており、現在は炎上や体罰に対する容認のメカニズムを検討している。

教員

教授
三浦麻子
准教授
綿村 英一郎
助教
寺口 司