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第38回 人間科学セミナー:「開いた未来のジレンマ」

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第38回 人間科学セミナー
大阪大学大学院 人間科学研究科
附属未来共創センター

 

開いた未来のジレンマ

 

日時: 2019年11月21日(木) 15:00~16:30

場所: 大阪大学大学院人間科学研究科
    北館2階 ラーニングコモンズ
      (吹田キャンパス)

講演者: 森田邦久 准教授

 

 

 本講演では、未来が開いていることを認めるならば、 (1) 物理学が閉じていないか、(2)物理学の法則が時間によって変化するか、のどちらかを受け容れなければならない、というジレンマを論証します。ここで「未来が開いている」とは、未来の状態が現時点では決定していないという意味です。これは、単に予測できないということとは違います。また、「物理学が閉じていない」とは、非物理的な過程(たとえば心的な過程)が存在して、しかもそれが物理過程に因果的影響を与えるということです(しかしそれを受け容れることは様々な困難が伴うので、通常は受け容れ難い主張です)。この論証は、哲学の予備知識も科学の予備知識もなくとも理解できますが、論証に入る前に、議論の背景を知っていただくために、簡単に時間論のお話もしたいと思います。

 

主催: 大阪大学大学院人間科学研究科 附属未来共創センター
お問い合わせ: mirai-kyoso@hus.osaka-u.ac.jp