私たちの心や身体には、トラウマになってしまうような逆境体験をサバイブする力や叡智が実はちゃんと備わっています。そのとき、脳や身体がどのように私たちの心を守り、生存のために働いてくれているのかを知ると、トラウマから抜け出し、逆境体験を力に変えていくヒントが見えてきます。
この講座では、トラウマ体験をもつかたがたを支援している現場の支援者を対象に、トラウマを社会学的な視点、脳神経生理学の視点、解決志向アプローチの視点から紐解いていきながら、実際に支援の現場で役立つ話の聴き方である「5つのステップ」モデルや、支援者自身もトラウマから守っていくケースコンサルテーションのグループの手法「SFRチーム」を実際に体験していただきます。

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日時 | 2018年2月18日(日) 10:00~18:00 |
場所 | 大阪大学 医学部附属病院 オンコロジーセンター 5階 キャンサーボードホール |
対象 | 子どもの支援や教育に携わっている実践者 60名 (参加の可否については追って連絡致します) |
申込方法 |
traumainformedcare@yahoo.co.jp (「件名:2月WS」、本文に「名前」と「所属」をご記入下さい) |
講師
熊谷 珠美 さん
Center for HEART/HEART カウンセリングセンター・代表。
ファシリテーター
新井 陽子 さん
臨床心理士。Center for HEART、および 公益社団法人被害者支援都民センターで支援を行う
中岡 純子 さん
Center for HEART、および女性センター相談員として性暴力や DV、虐待被害等の支援を行う