近年「ポストヒューマン」と呼ばれる研究プロジェクトが注目されている。「ポストヒューマン」とは、現代における科学技術の進展や社会状況の変化を踏まえたうえで、旧来的な(あるいは近代的な)「人間」像をとらえ直し、新しい「人間」ないし「主体」像を提案しようとする研究の総体を指す。
こうした状況にあって注目されている論者の一人として、カトリーヌ・マラブーが挙げられる。マラブーは現代の神経学の知見を踏まえ、新しい外傷理論を提示しようとしている。
本講演会では、神経科学と医療社会学を専門とする立命館大学教授の美馬達哉氏を迎え、マラブーの哲学を手掛かりとしつつも、美馬氏自身のこれまでの医療社会学的研究を踏まえ、〈傷つく〉主体についての考察を行う。
こうした状況にあって注目されている論者の一人として、カトリーヌ・マラブーが挙げられる。マラブーは現代の神経学の知見を踏まえ、新しい外傷理論を提示しようとしている。
本講演会では、神経科学と医療社会学を専門とする立命館大学教授の美馬達哉氏を迎え、マラブーの哲学を手掛かりとしつつも、美馬氏自身のこれまでの医療社会学的研究を踏まえ、〈傷つく〉主体についての考察を行う。
日 時 |
2025年2月10日(月) 公演16 : 00-17 : 00 / ディスカッション17 : 00-18 : 00 |
場 所 |
大阪大学吹田キャンパス 人間科学部棟E106教室 |
講演者 |
美馬 達哉(立命館大学) |
使用言語 |
日本語 |
対象 |
学外者も参加可能 |
主催 |
「ポストヒューマンにおける「人間」の基礎研究」(2024年度大阪大学学際融合を推進し社会実装を担う次世代挑戦的研究者育成プロジェクト共同研究採択)、哲学の実験オープンラボ
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共催 |
大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター、哲学の実験OPEN-LAB |
詳細はポスターをご確認ください。