REPORT 2025年11月13日、大阪大学人間科学研究科は、一般社団法人おもやい、被災地NGO恊働センターと「大阪大学オムニサイト(OOS)」協定の調印式を行いました

2025/11/13(Thu) - 08:00
OOS協定 調印式レポート

 2025年11月13日、人間科学研究科本館において、一般社団法人おもやい、被災地NGO恊働センター両代表者、大阪大学人間科学研究科の関係者が参集し、大阪大学オムニサイト協定(以下「OOS協定」と称します)の調印式が執り行われました。

両団体について
 一般社団法人おもやいは、令和元年8月の佐賀豪雨災害を契機に、武雄市民と民間ボランティア団体が協力して結成された団体で、令和2年3月19日に正式に設立されました。これまで、武雄市を再び襲った水害や、2024年能登半島地震など多くの被災地で継続的な支援活動を行っています。

 被災地NGO恊働センターは、阪神・淡路大震災発生後の1995年1月19日に結成された地元NGO救援連絡会議の分科会が元になり、1998年4月1日より組織を現名称に改称しました。以降、国内外で多くの被災地支援を行い、長年にわたり被災者の孤立を防ぐ取り組みを続けている団体です。

調印式の概要
 調印式では人間科学研究科長(兼附属未来共創センター長)の西森教授が開会の挨拶を行い、OOS協定が社学共創をさらに促進し、協定先同士が連携を強化していくことへの期待が述べられました。
 続いて、両団体の代表者および人間科学研究科の担当教員が、それぞれ協定締結までの経緯や今後の展望、期待される効果について意見を述べられました。
 今回締結されたOOS協定を通じて、災害支援におけるより持続的な社学共創の実現に向けて、取り組みが推進されることが期待されています。

調印式写真1 調印式写真2