2026/02/13(Fri) - 10:00
ワークショップでは、聴覚障害のある方を想定した設問と、避難所スタッフにとって対応が難しい薬の管理に関する設問を取り上げた。いずれの班でも議論は活発に行われ、判断を難しくする要因や、それぞれの立場から見える課題について、丁寧な意見交換がなされた。
| 実施日 |
2026年2月1日(日) 13:30-15:30 |
| 参加者数 |
45人 |
実施内容
【目的】
本防災研修会兼交流会は、災害時における障害当事者やその家族が直面する困難について理解を深め、目に見えにくい課題を参加者同士で共有・検討することを目的として実施した。特に、避難所運営における判断の難しさや、多様な立場を想像することの重要性について、対話を通じて考えることを目指した。
【実施方法】
講演およびワークショップ形式で実施した。前半では福知山公立大学の大門准教授による話題提供を行い、後半では参加者を複数のグループに分け、防災教育教材「クロスロード」を用いたグループワークを行った。
【主催】
福知山市身体障害者相談委員会
【実施場所】
京都府福知山市総合福祉会館
【参加者】
身体・知的・精神障害のある方々およびその家族、自主防災ネットワーク関係者、市職員など、約45名。
【防災研修会兼交流会の詳細】
はじめに、福知山公立大学の大門准教授より、『星の王子さま』の一節「本当にたいせつなことは、目に見えないんだよ。」を引用しながら、目に見えないからこそ皆で考える必要がある課題について講演が行われた。あわせて、能登半島地震の事例をもとに、障害当事者やその家族が避難時に直面する具体的な問題について紹介があった。
ワークショップでは、聴覚障害のある方を想定した設問と、避難所スタッフにとって対応が難しい薬の管理に関する設問を取り上げた。いずれの班でも議論は活発に行われ、判断を難しくする要因や、それぞれの立場から見える課題について、丁寧な意見交換がなされた。
防災研修会兼交流会の考察
参加者の一人から発せられた「めげない!くじけない!あきらめない!」という言葉は、災害時に限らず、日常的に困難と向き合いながら生活している当事者の姿勢を象徴するものとして印象的であった。
判断の難しさを共有し合う過程そのものが、参加者にとって学びとなり、互いの立場を想像する契機となった点は、本防災研修会兼交流会の大きな成果であるといえる。