第1部の記念式典では、大阪大学西尾章治郎総長から、人間科学部が設立当初からマイノリティの人々と現場で直接関わりながら推進する社学共創の伝統をもち、これからも社会と大学との接点になることを期待しているとのご挨拶を頂きました。
次に、文部科学省高等教育局古田和之大学振興課長からは、池田貴城高等教育局長からの祝辞の代読のみならず、午前中のシンポジウムや展示をご覧になったご感想を添えて、ご自身が職場で接しておられる人間科学部出身者を例に出して今後とも幅広く重要なテーマに熱心に取り組む人材の輩出を期待しているとのお言葉を頂きました。
続いて、6期生でもある学校法人立命館仲谷善雄総長からは、人間科学部との関わりをご自身の受験からはじめ、人間科学とは何かを問い続ける先輩の姿が印象的だったという在学中のお話、そしてその後の人生を決めることになった契機などをお話し下さり、これまでの人間科学部の歩んできた道をお祝いくださいました。
最後に、渥美公秀研究科長から、人間科学部を支えてくださっている皆様に対して感謝し、今後の50年に向けて社学共創を大切なコンセプトとしながら進んでいくことを発信しました。