イベント

〈新しい資本主義〉の彼方へ〜ポストン『時間・労働・支配』増刷記念シンポジウム

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日  時2022年01月10日(月・祝)10:00-12:30
場  所ZOOM
参加方法 QRコード/リンク先のフォームより参加申込をしてください。
ZOOMへの案内が通知されます。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSejIRjyCt_bhxl51taVaknr6uCN0PXuIv1W0s50Q-flSgpsjA/viewform
主  催⼤阪⼤学未来共創センター・哲学の実験オープンラボ
協  賛株式会社 筑摩書房
お問合せ哲学の実験オープンラボ exph2021@hus.osaka-u.ac.jp

講演者
梅森直之(早稲田大学)、栗原康(東北芸術工科大学)
白井聡(京都精華大学)、野尻英一(大阪大学)

司会
松坂裕晃(大阪経済大学)

詳細
シカゴ大学社会理論の泰斗モイシェ・ポストンが著わした『時間・労働・支配』日本語版の増刷を記念して、シンポジウムを行います。本当に〈新しい資本主義〉を考えるためには、資本主義の作動原理を掴むことが必要でしょう。本書は、旧来の党派的マルクス主義とは断絶した現代的な『資本論』解釈を提示した名著として評価されています。抽象的時間と抽象的労働の作動が社会全体を覆うことで、人間の活動は、地球上の自然資源を食い尽くすまで止まらない疾走モードに入ってしまう。日本社会を覆い尽くすもの、はコロナ禍でほころびを見せ始めました。本書増刷を契機として、その「ほころび」から社会の行く末を考えます。