イベント

パネルディスカッション「精神分析と哲学の悩ましい関係」

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日  時2022年3月13日(日)13:00-17:30
場  所オンライン(登壇者およびスタッフのみ早稲田大学戸山キャンパス33号館第10会議室)
お申込み 開催はZoomで行います。ポスター掲載のGoogleフォームにアクセスし、氏名、メールアドレス、所属等をご記入ください。Zoomへのリンクをご案内します。
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お問合せexph2021@hus.osaka-u.ac.jp
主  催東京精神分析サークル/哲学の実験オープンラボ(大阪大学未来共創センター)/早稲田大学大学院文学研究科表象・メディア論コース
 精神病理学/精神分析と哲学の、いわば「蜜月」とも言える時代は一度、過去のものとなりました。しかし近年、自閉症スペクトラム障害など発達障害についての知見が急速に発達し、それを土台とした哲学的知見も出てきています。この状況下、精神医学、精神病理学、精神分析、哲学の関係は錯綜を極めていますが、新しい動きも出ています。現代において改めて「精神分析と哲学の悩ましい関係」について、哲学、精神病理学、障害学、精神分析のそれぞれの観点からの知見を交換し、考えてみたいと思います。哲学と精神分析とが単に手を結ぶでもすれ違うでもなく、両者の間の高度な緊張や葛藤から生まれてくる一つの「対話」の可能性を明るみに出すことが、本イベントの目標です。

タイムスケジュール
13:00-13:15 開会の言葉 向井雅明(精神分析相談室)
13:15 パネルディスカッション開始 司会:高橋一行(明治大学)
13:20-14:00 パネリスト1:片岡一竹(早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程)「「反哲学」の弁証法を超えて――ラカンにとって哲学とは何だったのか」
14:10-14:50 パネリスト2:野尻英一(大阪大学大学院人間科学研究科准教授)「哲学はいかに精神分析を必要とするか」
15:00-15:40 パネリスト3:辰己一輝(大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程)「隠喩としての自閉症────構想力の〈盗用〉をめぐる試論」
15:50-16:10 指定コメント1:原 和之(東京大学大学院総合文化研究科 教授)
16:10-16:30 指定コメント2:向井雅明
16:30-17:30 フリーディスカッション
17:30 閉会の言葉 向井雅明
*本企画は文部科学省・日本学術振興会科研費JP19K21612の研究助成による成果の一部です。
詳しくはポスターをご参照ください。