令和6年度ヒューマン・サイエンス・プロジェクト採択課題一覧を掲載しました。
令和6年度ヒューマン・サイエンス・プロジェクト(HSP)
ヒューマン・サイエンス・プロジェクト(HSP)は、本研究科における教育研究の理念である学際性、 実践性及び国際性の一層の充実と具現化を図るため、「分野間の共同研究プロジェクト」、 「基礎研究プロジェクト」及び「若手研究者プロジェクト」に係る経費として重点的に配分するものである。 本経費の配分により、科学研究費補助金をはじめとする各種外部資金の申請・獲得に資するものとする。
ここでの「共同研究プロジェクト」とは、研究分野を超えた【「学内」の他分野】教員間に生成される 共同性によって、個別研究分野だけでは達成できない新たな研究成果を生み出すことを意図したものを指す。 また、「基礎研究プロジェクト」とは、複数の教員によって実施される、近い将来の外部資金申請につながる ような基礎的研究を意味し、実験用機器の購入等、教育研究環境の整備に関わる経費を含むことができる。 平成29年度から新たに設置された「若手研究者プロジェクト」は、今年度末時点で満40歳以下の教員に 申請資格があり、科研費の申請につながるような萌芽的研究を対象とする。 (令和6年度予算額 9,000千円)
採択課題
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宮本 匠 准教授(共生行動論)
短文形式の災害伝承手法の開発と分析 -
杉田 映理 教授(国際協力学)
生理用品を通した月経の諸課題の実証研究(MeWプロジェクト) -
五十嵐 彰 准教授(経験社会学)
地理データを用いた移民・ナショナリズム研究の発展 -
直原 康光 講師(教育心理学)
両親間葛藤を改善・予防する心理教育プログラムの効果検証:会話場面観察や生理指標等を用いた検討 -
園山 大祐 教授(教育制度学)
日仏移民教育の比較研究 -
Andriariniaina Fanantenana Rianasoa 助教(共生学系共通)
アフリカにおける教育の成果としてのディーセント・シティズンとディーセント・ワークの再考ーマダガスカルの事例 -
仁科 国之 助教(社会心理学)
死後の存在予測への公正世界信念の影響:日本人サンプルによる検討 -
中川 威 准教授(臨床死生学・老年行動学)
多言語対応の経験抽出法アプリの改修 -
伊藤 篤希 助教(安全行動学)
社会的安全尺度の作成 -
萩原 広道 助教(比較発達心理学)
学習に最適な養育者の関わり方は子ども自身の行動によって引き出されるのか? -
松井 大 助教(行動生理学)
過食の環境誘発性を駆動する神経回路の同定 -
岡田 玖美子 助教(文化社会学)
夫婦の親密性における情緒的平等とジェンダー秩序に関する社会学的研究 -
後藤 崇志 准教授(教育工学)
心理尺度の日本語翻訳版作成過程の現状と課題