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志村剛教授 最終講義「行動生理学とともに」のご案内
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第6回 人間科学セミナー
大阪大学大学院 人間科学研究科 附属未来共創センター
大阪大学大学院 人間科学研究科 附属未来共創センター
志村剛教授 最終講義
行動生理学とともに
日時: 2月15日(水) 13:00~14:30
場所:
大阪大学大学院
人間科学
研究科
本館 キャノピーホール
(51講義室)
志村教授より
1972(昭和47)年、新設された大阪大学人間科学部に1期生として入学し、2年後に行動生理学講座に籍を置くようになってから、はや40年余りが過ぎました。本講義では、創設当時の人科や行動生理学の様子を簡単に紹介した後、私が行動生理学教室で関わってきた研究の概要を辿ってみようと思います。大学院生の頃は、ラットの誘発電位を指標として学習の脳機構を探る試みをしていましたが、助手に採用されてからは、自由行動中の脳局所ニューロン活動の記録技術を工夫し、当時漸く実用化されつつあったビデオ画像記録とパソコン処理システムを導入して、生殖行動と単一ニューロン活動の相関を捉えることに成功しました。米国への1年間の留学を契機に味覚関連行動の脳機序の解明にテーマを移し、局所破壊、ニューロン活動記録、微小透析、行動薬理、神経解剖などさまざまな手法を用いて、情動性味覚情報処理機構を明らかにしてきました。
大阪大学大学院人間科学研究科 附属 未来共創センター
mirai-kyoso@hus.osaka-u.ac.jp
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