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第11回 人間科学セミナーのご案内:「Neuronal Mechanisms of Performance Monitoring and Adaptive Control 行動モニタリングと適応制御の神経メカニズム」

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第11回 人間科学セミナー
大阪大学大学院 人間科学研究科
附属未来共創センター

 

Neuronal Mechanisms of Performance Monitoring and Adaptive Control

行動モニタリングと適応制御の神経メカニズム

 

日時: 2017年7月27日(木) 15:00~16:30

場所: 大阪大学大学院 人間科学 研究科
本館3階 31講義室

講演者: Prof. Dr. Markus Ullsperger
(マルクス・ウルツパーガー 教授)

  1. Department of Neuropsychology, Institute of Psychology, Faculty of Natural Sciences, Otto von Guericke University Magdeburg, GERMANY
    オットー・フォン・ゲーリケ大学(マグデブルク)自然科学部 心理学研究所 神経心理学講座
  2. Center for Behavioral Brain Sciences Magdeburg, GERMANY
    行動脳科学センター(マグデブルク)

*今回のセミナーは英語での講演になります。

Ullsperger 先生からの一言

エラーや予期しない行動結果を自分で監視しておくことは,目標達成のためにいつ適応したらよいかというタイミングを決めるのに必要である。この講演では,まず,行動モニタリングに関連した脳波とfMRIの知見について概観する。行動モニタリングと強化学習メカニズムを結びつけた現在の理論に基づき,行動モニタリングにおいてどんな信号が使われ,それがどのように重みづけられて適応の必要性が決まっているかについて論じる。講演の後半では,エラーをした後の調整(エラー直後に生じる反応時間の遅れや注意制御)について述べる。

 

主催: 大阪大学大学院人間科学研究科 附属 未来共創センター
問い合わせ先: mirai-kyoso@hus.osaka-u.ac.jp