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第13回 人間科学セミナーのご案内:「人間の身体による表現を考える:インドネシアにおける現代舞踊と現代演劇の事例から」

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第13回 人間科学セミナー
大阪大学大学院 人間科学研究科
附属未来共創センター

 

人間の身体による表現を考える:
インドネシアにおける現代舞踊と現代演劇の事例から

 

日時: 2017年10月19日(木) 15:00~

場所: 大阪大学大学院 人間科学 研究科
北館2階 ラーニングコモンズ

講演者: 福岡まどか教授
(基礎人間科学講座 人類学研究分野)

福岡先生からの一言

今回のセミナーでは、身体による表現に焦点を当てて、私の調査地であるインドネシアから2つの事例を紹介したいと思います。
ひとつは、現代舞踊の創作においてダンサーたちがどのような身体表現を生み出してきたのかという課題です。伝統的要素を現代舞踊に取り入れる手法や、若い世代のダンサーが作りだした新たなジャンルなどについて、映像資料を用いて紹介してみたいと思います。
またもうひとつは、言語と身体表現との関係を考えるという課題です。ここでは、詩とそこから連想されるイメージを、身体を通して表現する手法について考えます。短い詩を事例にして実際に私がいくつかのポーズを演じてみます。またそれを組み合わせて作品を構成する手法についても紹介します。私の演じるポーズから会場の皆さんがどのようなイメージを連想するのかということも一緒に話し合ってみたいと思います。
私たちの普段の生活の中では、身体を通してコミュニケーションをとることについて深く考える機会はあまり多くないかもしれません。このセミナーを通して、表現する身体の可能性について考える機会を持ってみたいと思います。

 

主催: 大阪大学大学院人間科学研究科 附属 未来共創センター
問い合わせ先: mirai-kyoso@hus.osaka-u.ac.jp