イベント

(4/12) 人類学セミナー第38回/コンフリクトの人文学セミナー第99回のご案内

ドキュメントダウンロード


人類学セミナー第38回/コンフリクトの人文学セミナー第99回のご案内

講演タイトル:
吸血鬼、妖術師と民主主義の発展
-ウガンダ北部の事例から

講師:
ティム・アレン
LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)教授

日時: 2016年4月12日(火) 15:00~17:00
場所: 大阪大学人間科学研究科東館105教室(吹田キャンパス)
*予約不要、参加無料/英語講演、通訳なし

趣旨:
ある集団の見解を査定するために投票するという考え方は、とくに、それが苦悩と邪悪についての道徳的な議論や群衆の恐怖と関連付けられると、驚くべき形態を示す。ウガンダ北部では、ウガンダ政府とLRA(神の抵抗軍)との戦争後、援助機関の活動と善き統治(グッド・ガバナンス)実践の促進は、妖術と犯罪の申し立てへの反応に影響を及ぼしてきた。新たな民主的手段が用いられているがそれは政府の役人とキリスト教の活動家を自警団の暴力と結びつけている。なお、講演は、以下の2つの論文を基にする。

講師プロフィール:
Tim Allen(ティム・アレン)
LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)国際開発研究科長、教授。専門は開発人類学。複合的人道危機、民族紛争、強制移住、健康と癒しに関する土着の概念、援助の倫理とエージェンシーなどを研究している。南スーダン、ウガンダ、ケニアでフィールド調査を行う。主な業績はTrial Justice: the International Criminal Court and the Lord’s Resistance Army (Zed Books, 2006); Poverty and Development into the 21st Century (T. Alanとの共著、Oxford University Press, 2000); Looking for a Cool Ground: War, Flight and Homecoming in Northeast Africa (編著、James Curry, 1996)

お問い合わせ先: 大阪大学大学院人間科学研究科 人類学研究室
Tel: 06-6879-8085(月~金)E-mail: anthro@hus.osaka-u.ac.jp
交通アクセスは、 https://www.hus.osaka-u.ac.jp/ja/access.html をご参照ください。