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(11/17) 第4回 人間科学セミナーのご案内:「不可視のリスクに起因する 不安のコミュニケーションをどう捉えるべきか −リスク社会における課題と未来への展望—」

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第4回 人間科学セミナー

大阪大学大学院 人間科学研究科
附属未来共創センター

不可視のリスクに起因する
不安のコミュニケーションをどう捉えるべきか
−リスク社会における課題と未来への展望—

日時: 11月17日(木) 15:00~ 16:00

場所: 大阪大学大学院 人間科学 研究科
東館207講義室 (ユメンヌ)

講演者: 三好 恵真子 教授
(大阪大学大学院人間科学研究科・人間行動学講座・環境行動学)

三好先生からの一言

複雑性が増大する現代社会において、環境問題などの「新しいリスク」が顕在化してきました。これは「現在から見た未来」と「未来において現実化される現在」との差が極めて大きく、社会的・文化的に構成されるものであることを特徴とします。しかも、非常に発生確率の低いものもあり、事前に計算することが困難であるため(不可視のリスク)、当初予期することができなかった損害が帰結としてもたらされてしまうことが、もはや例外ではなくなるのです。本日のセミナーではアスベスト災害の特殊な事例に着目し、被影響者から表明される「不安のコミュニケーション」の持つ意義を環境学の視点から再確認しつつ、未来を展望していきます。

主催: 大阪大学大学院人間科学研究科 附属 未来共創センター
問い合わせ先: mirai-kyoso@hus.osaka-u.ac.jp