公認心理師プログラム

 

公認心理師になるには

公認心理師になるには、まず国家試験の受験資格を取得する必要があります。公認心理師の受験資格を取得するには、大きく、①大学(学部)で所定の科目を履修して卒業した後、大学院においても所定の科目を履修し修了する、②大学(学部)で所定の科目を履修して卒業した後、指定された施設で2年以上の実務経験を積む、という2つのルートがあります(ただし現在のところ、②にある「指定された施設」の数はきわめて限定されています)。その後、国家試験に合格することで、公認心理師の資格を取得できます。細かいルート区分は公認心理師の資格取得ルートの項目を参照してください。(基本的に2018年度以降に学部に入学した人は、AルートかBルートになります。)

 

大阪大学の学部を受験される方

大阪大学に入学後、自分の専攻 (卒業のための科目履修) と並行して人間科学部で開講されている専門科目及び実習科目 (心理実習) を4年次に履修します (下図) 。人間科学部に所属していれば、これらの科目のうち多くを卒業要件に含めることができるため、受験資格取得のための科目履修と卒業要件科目の履修を同時に進めることが可能です。

 

学部での必要科目の履修が完了すれば、大学院に進学して必要な科目履修を行うことで国家試験の受験資格を得ることができます。大学院進学後の科目履修については<大学院を受験される方>の項目を参照してください。

■3年次編入について

 本学の3年次編入制度で入学した場合、在学期間中に省令で定める科目をすべて履修すれば、国家資格の受験資格を得られます。ただし、本学においては本来学部4年間での履修を前提とした科目開講となっているため、卒業年次を遅らせなければならない可能性があります。
 編入前に取得した省令で定められた公認心理師科目の単位については、入学後に科目毎に本学の科目として単位認定が可能であるかの認定を受けることになります。その結果によっては、編入後に本学で新たに取得する必要がある場合もあります。
 また、主務官庁によれば、法施行日 (2017年9月15日) 後の編入学者は、一般の入学者と同様、区分A (法第7条第1号) 又は区分B (法第7条第2号) として扱われます。


大阪大学の大学院を受験される方

①に当たる学部での科目履修を完了された上で、大阪大学大学院に入学後、自分の専攻・研究と並行して人間科学研究科で開講されている専門科目及び実習科目 (心理実践実習) を履修します (下図) 。人間科学研究科に所属していれば、必要科目のうち多くを修了要件に含むことができます(所属する研究分野により修了要件に含めることのできる範囲が異なります)。

人間科学研究科の場合、必修科目のうち専門科目に含まれているものもある

 

お問い合わせ先

【履修科目証明に関するお問い合わせ】
大阪大学人間科学研究科教務係:jinka-kyomu@office.osaka-u.ac.jp

【その他公認心理師プログラム全般に関するお問い合わせ】
下記のお問い合わせフォームに必要事項をご記入ください。
公認心理師プログラム運営室:
  kounin[アットマーク]hus.osaka-u.ac.jp
  ※メール送信時はアットマークを[@]に書き換えてください。