大阪トヨタ自動車株式会社本社にて独立電源通信装置たすかんねん設置完成披露式が執行されました(活動報告)

2021/11/29(Fri) - 08:00

 大阪トヨタ自動車株式会社様と本研究科は、2021年7月19日、大阪大学オムニサイト(OOS)協定を締結しています。その調印式のご挨拶の中で小西俊一社長が独立電源通信装置たすかんねんを本社ビルに設置すると明言されました。

 「社会と共に」という企業理念の如くに、地域の安全安心のために津波避難ビルに指定されている本社ビル(大阪市福島区)の屋上に独立電源通信装置たすかんねんを設置、2021年11月29日(月)、完成披露式が執行されました。来賓として大阪市福島区から深津友剛区長、福島5丁目西町長会から奥野昌久会長、トヨタT&S建設株式会社から田渕博也大阪支社長、大阪大学大学院人間科学研究科から稲場圭信教授、一般社団法人地域情報共創センター(OOSパートナー)から小島誠一郎代表理事、認定NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク(OOSパートナー)から寺本弘伸常務理事、NTN株式会社(OOSパートナー)から石川浩二執行役員、勝又龍介技術部長、ソフトバンク株式会社から二神健一郎様ほかが出席しました。

 式典では、独立電源通信装置「たすかんねん」の説明と給電などのデモンストレーションに加えて、たすかんねん筐体のステッカーに記されている未来共生災害救援支援マップ(略称:災救マップ。大阪大学の知的財産)のQRコードをタブレット端末で読み込んで、災救マップを活用するデモンストレーションも行われました。

 今回の独立電源通信装置たすかんねん設置は民間企業による社会実装第一号です。OOS協定調印式から僅か4か月という短期間でのたすかんねん設置完成、その有言実行とスピードに驚かされます。ビルの1階エントランスの柱には、銘板(「たすかんねん」でみんなの助けになりたいねん)が設置されています。

 このたすかんねん設置を機に、OOSパートナーとしてさらに様々な取り組みを共に進め、社会に貢献して参ります。