実施日 | 2022/07/02(土)10:00~16:00 |
参加人数運営側 | 主要メンバー2人、学生19人 参加者:69人 |
参加者の内訳 | 親子連れ9組(大人15人、子ども21人)、大学生8人、留学生7人、大人18人 |
実施概要
フリードリンクの種類の一つのコーヒーは、GV内の「ハレとケ」のコーヒー豆を使用させていただき、「大阪大学コーヒー愛好会」にドリップ、ドリップ体験という形で協力していただいた。また、当日はドリンクの他に、塩サブレとスコーンも無料配布、同時に「さぽちむ(学生チーム)」のパンフレットも手渡した。
当日の様子:10時を少し過ぎたころから、親子連れ、GVの学生寮の学生、留学生、教職員家族などがポスティングしたパンフレットや、掲示していたポスターを見て来てくださった。13時頃には、コミュニティラボ内が満席になるほどの盛況となった。用意した焼き菓子50個弱は15時過ぎには売り切れ、2Lのペットボトル飲料2本も売り切れた。コーヒーも800グラムほぼすべてが売り切れ、ドリップ体験には10名ほどが参加していた。運営側の学生は、一人以上が各テーブルに付いてコミュニケーションを丁寧に行えていた。コミュニティラボ内の想像以上の盛況と、当日の猛暑もあり、当初の予定のようにクーラーボックスをもって外へ行くことは数時間のみのチャレンジとなった。しかし、「面白そうなことをしているから来ました。」と、事前告知が届いていなかったシェアハウスの方が来られた結果、同じフロアの方々に広報が行き、シェアハウスとの交流も生まれた。また、GVの一般住民と学生寮・教職員のご家族との交流も生まれ、「コミュニティラボ」や「みんなの保健室」についての取り組みにも興味を持ってくださった。
プロジェクトの考察
今回のイベントを実施する前の課題間として、同じグローバルビレッジ津雲台という場所にありながら、学生寮と住民側の建物との交流がないということが挙げられていた。今回のイベントの一番の成果は、学生側と住民側が集える場所として、「みんなの保健室」があると認識してもらえたことだと思う。実際に、イベント中に、「こんなところがあったって知りませんでした。」「ここは何をしてる場所ですか?」といったご質問を多くいただいたり、私たち「さぽちむ」の取り組みについて興味を持ってくださる方が大半を占めていた。
参加された理由には、ポスティングやポスターが功を奏し、「無料」でドリンクやお菓子をもらえるという部分がやはり多かった。きっかけ作りとしては、かなり有効だったのではないだろうか。さらに、目的であった住民同士の交流という観点から見ても、留学生と学生、親子連れ、カップルなど様々な属性の人々が、ドリップ体験などをきっかけにキッチンに集まり、コミュニケーションが図られていた。運営側の学生からも、様々な人と話せて楽しかったという感想をいただいた。交流の場としては多少賑やかすぎたので、次回以降の運営の仕方を工夫したいと思う。
私の主観としては、学生側にとって、なかなか普通に過ごしていては関わることのない、小さな子供たちとのかかわりが得られたことも良い刺激となっていたのではないかと思う。今後もこのように様々な学生団体や周囲のお店ともコラボした取り組みを継続していく中で、GVがより住みやすい環境となるよう精進したい。