REPORT 人生多面体。障害も俳句も働きも〜合作俳句は座の文芸〜

2024/03/15(Fri) - 13:30
開催日時 2024年3月15日(金)13時30分~16時40分
実施場所 人間科学研究科本館1階 インターナショナルカフェ
参加人数 26人
主  催 未来共創センター・IMPACTオープンプロジェクト「対話で進めるディスアビリティ・インクルージョン」

俳句を通して障害や人生や仕事を考える座談会(対面とオンライン)と参加者と共に作りあう合作俳句(オンラインのみ)を行いました。座談会では、詩人の上田さんと俳人の高木さんがなぜ詩や俳句をなさるようになったのかという経緯や人はなぜ詩や俳句をするのか、また、ことばで表現することの意味と表現しようとする際の営みについて、皆さんと共に語り合うことができました。合作俳句では自由に書いた上五(5・7・5の最初の5音)をよそ目に中七作成し、最後に二人の参加者が作った上五と中七を引き受けて俳句としてまとめる作業を行いました。中七では、何かあるものを見ながら自由に生きようとする私たちの社会での暮らしを感じるとともに、最後のまとめでは、上五と中七を作成した方の気持ちなどに想いを馳せながら全てを引き受けて、責任を持って俳句を完成させることを通して、他者を思いやるケアについての重要性に気づくなど、非常に多くの学びを得た時間となりました。

合作俳句品評会

合作俳句座談会


俳句写真