REPORT 人間科学セミナー「行動学系若手セミナーシリーズ 第01回~第10回」

2025/02/28(Fri) - 08:00
開 催 日 2024年04月25日~2025年02月20日 (計10回)
実施場所 人間科学研究科
参加者数 のべ152名
主  催 行動学系若手セミナーシリーズ実行委員会
共  催 行動学系・未来共創センター・IMPACT

概要

 2024年度より新たに立ち上げた「行動学系若手セミナーシリーズ」。今年度は10回にわたってセミナーを実施し,さらに10月からは「新任教員研修プログラム」(研究能力開発プログラム) としても実施してきました。各回において,行動学系の若手教員や大学院生を中心に登壇していただき,幅広いテーマでトークしていただきました。質疑や議論も毎回活発で,セミナー終了後も登壇者と参加者との間で延長戦が繰り広げられることもしばしばありました。参加者数はのべ150名を超え,研究科内での若手研究者同士の交流の場としても一定の役割を果たすことができたのではないかと考えています。
 次年度は,形態を少し変えつつ継続していく予定です。ぜひお気軽にご参加いただければと思います。

参加者数(登壇者含む)

第01回22名,第02回10名,第03回16名,第04回11名,第05回10名,第06回19名,第07回14名,第08回19名,第09回17名,第10回14名

トークテーマ

第01回 サルから学ぶヒトのよくできた身体構造:ヒトはなぜ二足で歩けるのか?
 第02回 持続的注意とBGMの関係:音楽で退屈な課題を乗り切る
 第03回 学習と行動の比較心理学への招待:身体に根差した生命的な心の見方を目指して
 第04回 グリットの萌芽に迫る:粘り強い子どもってどんな子?
 第05回 脈波データからみた心理状態の特徴及びうつの原因分析
 第06回 「地球発/金星行」未知との遭遇ツアー:ベルクソンのMTS進化論と地球外生命研究の最前線
 第07回 オンライン脱抑制の影響メカニズムを検証する:ネット掲示板実験を用いて
 第08回 こころの文化差と集団:適応環境としての「集団」理解を目指して
 第09回 手を動かして学ぶ強化学習モデル:Stanを用いたパラメータ推定
 第10回 Punish or Forgive?:子どもは「わるいこと」にどう立ち向かうのか

セミナーの様子


会場の様子

第01回:設樂 哲弥 氏 (生物人類学・助教)

第02回:大江 龍太郎 氏 (応用認知心理学・博士後期課程)

第03回:松井 大 氏 (行動生理学・助教)

第04回:石川 萌子 氏 (比較発達心理学・博士後期課程)

第05回:胡 毓瑜 氏 (環境行動学・助教)

第06回:米田 翼 氏 (評価資料室・助教)

第07回:温 若寒 氏 (社会心理学・博士後期課程)

第08回:伊藤 篤希 氏 (安全行動学・助教)

第09回:松井 大 氏 (行動生理学・助教)

第10回:戸田 梨鈴 氏(比較発達心理学・博士後期課程)