- 開 催 日
- 2026年5月17日
- 実施場所
- 大阪市阿倍野区防災センターあべのタスカル、大阪府木津川水門、大地震両口津浪碑
- 参加人数
- 学生23名、TAと教員の計25名
2026年5月17日(日)大阪市で南海トラフ地震・津波と上町断層帯のリスクについて知るための防災フィールドトリップを実施しました。五月晴れの午後30度を超える中、全学教育推進機構学問への扉「阪大の防災」と同総合「大阪の防災」を履修する希望学生23名、TAと教員の計25名が参加しました。
大阪市阿倍野区防災センターあべのタスカルでは、南海トラフ地震と津波を想定した避難や消防について体験しました(参照 写真1)。あべのハルカスそば歩き上町断層帯が吹田キャンパス付近を通って北端が豊中キャンパスまで続いており、学生の身近なリスクとして実感することができました。また、大阪市西区木津川落合渡船から乗船し、南海トラフ地震の対策強化のため架け替え工事中の大阪府木津川水門を見学しました(参照 写真2)。
最後に京セラドームそば大正橋東詰の大地震両口津浪碑を訪れました。1854年12月安政南海地震・津波により被害を出し、翌年建設されました。地元の住民の手により維持され、今でも毎年、石碑に文字に墨入れをされ、津波のリスクを忘れない地道な防災活動が継続されています。履修生でこの津波の石碑を知る者はおらず、京セラドームを訪れる人たちに津波のリスクが知られていないことが推察されます。なお、本津波記念碑をモデルに担当教員達が2004年インド洋津波で17万人犠牲になったインドネシアのアチェ津波記念碑85基を建設したプロジェクトについても説明しました。2025年度OOS協定締結したインドネシア気象庁職員等も見学に訪れています(写真3)。
6月3日授業で今回のフィールドトリップから学んだ経験を元に、インドネシアの85基の津波記念碑を用いた防災のプロジェクトを学生たちが4グループに分かれて提案します。現地プロジェクト参加のインドネシア側関係者とオンラインで当日は結びます。現地の学生や専門家と活発な議論になることを期待します。オンライン発表に関心のある方はQRコードのzoomよりぜひご来聴下さい。15:15より開始します。
末筆ですが、本フィールドトリップ実施にあたり関係者の皆様のご支援に感謝申し上げます。