Thu, 02/29/2024 - 08:00 研究情報

災救マップのアップデートに関する報告会~能登半島地震での活用事例もふまえて~


2024年2月29日

災救マップのアップデートに関する報告会
~能登半島地震での活用事例もふまえて~
3/5(火)14:00 ~@吹田キャンパス

❖ 概要

 大阪大学大学院人間科学研究科では、災害時の避難状況や支援活動に関するさまざまな研究、フィールド調査を重ね、正確かつ迅速な避難所情報の共有のため、2013年から「未来共生災害救援マップ」(通称「災救マップ」)の研究開発と、情報を迅速に伝えるための体制づくりに取り組んでいます。
 自治体を訪問しての聞き取り調査及び、意見交換などを元に、新たに「危険箇所投稿」機能を「災救マップ」に2月28日に搭載いたしました。今回は、「危険箇所投稿」機能のご紹介とデモンストレーション、2023年度の「災救マップ」の展開について、3月5日(火)に報告会を吹田キャンパスにて行います。
 また、令和6年能登半島地震が1月1日に発生したことを受け、我々「災救マップ」プロジェクトチームも、本学人間科学研究科、一般社団法人地域情報共創センターをはじめとする関係各所と連携を取りながら、被災地視察を行っております。その活動報告と、実際に被災地でどのように「災救マップ」が活用されているのかの実例についても、ご紹介いたします。
 つきましては、本報告会の積極的なご周知と当日のご取材・出席をお願い致します。

❖ イベント概要

【日  時】 3月5日(火) 14:00 ~ 15:00 (13:45開場)
【場  所】 大阪大学大学院人間科学研究科 北館2階ラーニングコモンズ

災救マップとは

 「災救マップ」は「未来共生災害救援マップ」の略称で避難所情報を共有するためのウェブ情報システムです。寺社などの宗教施設と学校や公民館などの指定避難所や緊急避難場所を合わせた約30万施設を集約し、インターネット上で公開しています。2013年に国の補助金で開発した大阪大学の知的財産で、2020年のリニューアルでは、スマートフォン、タブレット端末、ノートPCなどのブラウザーで避難所施設の開設状況、混雑状況、インフラ稼働状況などを発信・共有できる仕組みを搭載しました。

災救マップ

❖ 本件に関する問い合わせ先

大阪大学大学院人間科学研究科 教授 稲場 圭信(いなば けいしん)
TEL:06-6879-8068   FAX: 06-6879-8069
E-mail: k-inaba@hus.osaka-u.ac.jp

❖ 取材申込について

※ ご取材本イベントについて、ご取材いただける際は、会場設営の関係上、3月1日(金)16時までに以下のWeb登録フォームから申請をお願いします。