比較発達心理学

心のしくみの発達と起源を探る

比較発達心理学

【研究課題】
■ 乳幼児期から児童期にわたる社会的認知に関する発達研究
■ 乳幼児期の言語発達に関する発達および言語間比較の研究
■ 親子間やヒトーロボット間インタラクションの実証研究

比較発達心理学研究分野では、乳幼児期から児童期の人間の心理・行動の発達を研究しています。人間の生涯における「はじまり」の部分を扱っています。人間が動物の一種である以上、人間の行動を真に理解するためには、その生物学的基盤も視野に入れる必要があることから、私達の研究分野では、発達心理学や比較行動学 (主に動物の行動を対象とした生物学の一分野) の科学的な方法を用いて、人間の心理、身体と行動、およびそれらの相互関連性を探究しています。
 これまで、乳幼児期の社会認知、特に他者理解、道徳・向社会性、社会的学習、言語発達などを中心に、実証的な方法論を用いて、さまざまなテーマに取り組んできました。学内の調査室やこども園などのフィールドにて、乳幼児の認知発達実験や親子間/ヒト―ロボット間インタラクションの観察調査を行っています。

教員