基礎心理学
認知・感情・動機づけのしくみを実験で探る
【研究課題】
■ 認知・感情・動機づけの実験心理学と心理生理学
実験心理学の方法論を用いて、人間の心のしくみや法則性を明らかにすることを目指しています。特に、主観－行動－生理の3つの側面から心をとらえる心理生理学的アプローチをとっています。脳波や心拍、呼吸、表情筋活動などを測定することにより、質問紙への回答や外から見える行動だけからは分からない人間の心理を幅広くとらえることができます。また、心理活動の生物学的な基盤・制約に注目することも本研究分野の特徴です。さらに、これらの研究知見や方法論を通じた産業・工学分野への社会貢献にも力を入れています。
具体的な研究テーマは、かわいさと「かわいい」感情、音楽知覚、背景音楽、ハイレゾオーディオ、見た目の印象、魅力、アフォーダンス、身体化認知などであり、日常生活に根ざしたさまざまな心理現象に関心をもっています。
教員
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教授
入戸野 宏