Mon, 04/27/2026 - 10:00
お知らせ
設樂哲弥助教が「若手会員のための河合正人記念人類学・考古学研究奨励賞」を受賞
設樂哲弥助教が2026年3月に日本人類学会より「若手会員のための河合正人記念人類学・考古学研究奨励賞」を受賞されました。
以下は設樂助教からのコメントです。
本研究奨励賞は、人類学・考古学分野における若手研究者の育成と発展を目的として、河合信和氏からのご寄付をもとに設立されたものです。選考委員会のみなさま、そして本賞の原資をご支援くださった河合信和氏に、この場を借りて心より御礼申し上げます。
人類学は、私たち人間がどこからきて、どのような存在で、これからどこへ向かうのかを考える学問です。人間を理解するためには、人間だけを調べるのではなく、人間と人間に近い存在である霊長類と比較することが重要です。そうした比較を通じて、人間の身体構造や行動の特徴が、長い進化の過程のなかでどのように形作られてきたのかが浮き彫りとなります。本賞で助成いただいた研究は、このような視点に基づき、人間と霊長類の体の構造を比較することで、二足歩行の起源に迫ることを目的としています。
人間科学部の中でも、人間以外の生き物を対象とする研究分野は決して多くありません。だからこそ本研究は、人間をより包括的に捉える新たな視点を切り開くものだと考えています。今回の受賞を励みに、霊長類との比較から明らかになる人間の適応と進化の歴史の魅力を、学内外の多くの方に広く伝えていけるよう、今後も研究に取り組んでまいります。今後の成果にぜひご期待ください。



