プロジェクトIMPACT

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人間科学研究科では、誰もが生きがいを育むことができる共生社会を目指して、研究・教育・実践を有機的につなげ社会的インパクトを生みだす、社学共創エコシステムの構築に取り組んでいます。人々の暮らす現場に出向き、共生社会の実現に貢献する社学共創活動の推進に貢献します。

この取り組みは大阪大学のOUマスタープラン実現加速事業「誰もが生きがいを育むことができる共生社会をめざして:OU版社学共創エコシステムの構築」(重点領域:2023-2027年度)の支援を受けています。

この事業の通称はプロジェクトIMPACTです。IMPACTは、Inclusive and Mutual Partnership between Academia and Community の頭文字をとった略語です。またロゴは、ひとりの声から芽が出て社会的インパクトへ繋がるイメージで、花びらのダブルクオーテーションが「声」を表しています。ひとりの声から芽が出て、社会的インパクトへつながる社学共創活動を推進します。

人間科学研究科長 西森 年寿

活動の概要

  1. 社学共創活動の推進
     多様な組織・学内他部局との連携を通じて社学共創活動であるオープンプロジェクトを推進します

  2. PBL型授業の全学展開
     人文社会科学オナー大学院「社学共創ユニット」や副専攻プログラム「未来共生プログラム」などを通して、社学共創を推進する人材を育成します

  3. 社会的インパクトの把握
     社学共創が生み出す社会的インパクトについて指標の開発と検証を行います

  4. 社学共創活動の可視化
     本研究科の個々の教員や研究グループが推進する社学共創活動とそのインパクトを、研究科のHP上で見える化します

体制

  • 大阪大学大学院人間科学研究科 「プロジェクトIMPACT」(OUマスタープラン実現加速事業)

  • 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘1-2 人間科学部 IMPACT事務局

  • IMPACTスタッフ
    徳永恵美香(特任講師)、今井貴代子(特任講師) 、内山志保(特任研究員)

社学共創エコシステム

活動報告

【2023年度】
  • オープンプロジェクト

    • スタートアップ型プロジェクト17件、社会実装型プロジェクト4件の採択と推進
  • PBL型授業

    • 人文社会科学オナー大学院「社学共創ユニット」の開設に向けた準備
  • 社会的インパクト

    • 学内セミナー「大学の社会的インパクトを考える~これからの議論への導入として~」
      (講師:齊藤貴浩氏|大阪大学 経営企画オフィス 教授/文部科学省科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループ 客員研究官 )2023年7月23日開催

    • 学内セミナー「総合知が求められる時代~人文・社会科学のSocial Relevance~」
      (講師:小林傅司氏|大阪大学名誉教授、同COデザインセンター特任教授 兼 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 社会技術研究開発センター(RISTEX) センター長)2023年9月14日開催

    • 学内セミナー「イギリスのREF(Research Excellence Framework)の現状報告」
      (講師:北山夕華氏|大阪大学大学院人間科学研究科教授、渥美公秀氏|大阪大学大学院人間科学研究科教授)2024年3月12日開催

    • REFクローズドセミナー(大倉洋之氏|エディンバラ大学教授 )

    • 日本評価学会大会での報告(吉川徹氏|大阪大学大学院人間科学研究科教授)

  • IMPACT-Noto

    • 2024年能登半島地震にかかわる社学共創活動の活動報告会 2024年2月5日開催
【2024年度】
  • オープンプロジェクト

    • スタートアップ型プロジェクト22件、社会実装型プロジェクト4件の採択と推進
  • PBL型授業

    • 人文社会科学オナー大学院「社学共創ユニット」の開始
  • 社会的インパクト