Mon, 05/13/2024 - 14:58
研究情報
令和5年度ヒューマン・サイエンス・プロジェクト採択課題一覧を掲載しました。
令和5年度ヒューマン・サイエンス・プロジェクト(HSP)
ヒューマン・サイエンス・プロジェクト(HSP)は、本研究科における教育研究の理念である学際性、 実践性及び国際性の一層の充実と具現化を図るため、「分野間の共同研究プロジェクト」、 「基礎研究プロジェクト」及び「若手研究者プロジェクト」に係る経費として重点的に配分するものである。 本経費の配分により、科学研究費補助金をはじめとする各種外部資金の申請・獲得に資するものとする。
ここでの「共同研究プロジェクト」とは、研究分野を超えた【「学内」の他分野】教員間に生成される 共同性によって、個別研究分野だけでは達成できない新たな研究成果を生み出すことを意図したものを指す。 また、「基礎研究プロジェクト」とは、複数の教員によって実施される、近い将来の外部資金申請につながる ような基礎的研究を意味し、実験用機器の購入等、教育研究環境の整備に関わる経費を含むことができる。 平成29年度から新たに設置された「若手研究者プロジェクト」は、今年度末時点で満40歳以下の教員に 申請資格があり、科研費の申請につながるような萌芽的研究を対象とする。 (令和5年度予算額 9,000千円)
採択課題
- 阿部 望 助教(教育心理学)
分野間共同研究 良い人生に関する研究 - 杉田 映理 教授(国際協力学)
分野間共同研究 生理用品を通した月経の諸課題の実証研究(MeWプロジェクト) - モハーチ・ゲルゲイ 准教授(コンフリクトと共生)
分野間共同研究 民族誌研究におけるプロセスドキュメンテーションの構築 - 八十島 安伸 教授(行動生理学)
基礎研究 ウイルスベクターの活用による脳内神経回路機能の操作法確立 - 安元 佐織 講師(国際交流室)
基礎研究 「高齢期の社会化」に関する質的縦断研究 - 山田 一憲 講師(比較行動実験施設)
基礎研究 霊長類のフィールド調査に基づく認知研究seedsの創出 - 仁科 国之 助教(社会心理学)
若手研究者 思春期のサイコパシー傾向に影響を与える遺伝・環境要因の検討 - HU YUYU 助教(環境行動学)
若手研究者 環境問題の課題解決に向けたシステム分析法の確立及び応用展開 - 萩原 広道 助教(比較発達心理学)
若手研究者 乳児ロボットのコミュニケーション特性が養育者の関わりに与える影響 - 後藤 崇志 講師(教育工学)
若手研究者 科学へのレリバンスを見出す機会としての自由研究の機能の検討 - 玉城 明子 准教授(教職)
若手研究者 すべての子どもの学力保障のための授業づくり - 宮本 匠 准教授(共生行動論)
若手研究者 短文形式の災害伝承ワークショップの開発